手摺をまだ取り付けていない時
寝室からトイレに向かう途中で
転んだとのことから、取り付けを
決断。イレクターを活用。
その際は幸い、軽い打撲で済んで
大したことにはならなかったが、
御歳90うん歳、
次にもし転んだ時も
打撲で済むとは限らない
転ばぬ先の杖ならぬ、
手摺を取り付けることを勧め、
製作・取り付けした
![](https://coppa-g.info/wp-content/uploads/2024/06/1-1手摺取り付けB.jpg)
手摺の製作取り付け、のコスト。
手摺製作に使用した材料は、
一輪車カタパルトでも紹介した、
イレクターシステムを使用
手摺製作にかかった3ヵ所の
材料費は、約1万円。
要した時間、延べ12時間
加工開始から取り付けまで
(要した日数は30日)
![](https://coppa-g.info/wp-content/uploads/2024/06/1-2手摺2取り付け.jpg)
イレクターシステムに固執したわけは
![](https://coppa-g.info/wp-content/uploads/2024/06/1-3手摺2取り付けb.jpg)
1)価格が安い
(一般的価格は
メートル当たり5千円ー概略ー
今回では5万近い)
2)ベージュ色は暗い部屋でも目立つ
市販の部材は何故か渋い色が多い
手摺の必要なのは、体の動きが思うに
任せない人間が使う道具、なので
明るい色が適していると考える。
![](https://coppa-g.info/wp-content/uploads/2024/06/1-4手摺3取り付け.jpg)
手摺の製作取り付け、のレイアウトは、
ジョイントの種類が豊富で価格も安く、
理想の手摺レイアウトが作り出せる。
市販の手摺用の部材はジョイントの
価格が高く、
オリジナルのレイアウトではさらに
コスト高になる上に、
取付場所の制限も多い。
販売元としては、
責任問題にもなりかねないので、
制約を多くかけているのは理解できる。
![](https://coppa-g.info/wp-content/uploads/2024/06/1-2手摺2取り付け-1.jpg)
つま先がスタンドに引っかかって
けつまずかないように配慮した
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/2-3パイプとジョイントを購入.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/1-6スタンドと床の結合.jpg)
手摺の製作取り付け、にあたって
スタンドだけはこだわって木材を
整形して作り、
固定金具で床と結合することにした。
固定金具は建築部材販売所で扱っている。
既製品の建築部材金具も廉価!である
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/2-1スタンド木材貼り合せ.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/2-2スタンド成形.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/2-5パイプ通し穴開け.jpg)
手摺の製作取り付け、
手摺を取り付けたい壁の素材が
強度の低い石こうボード(対火災強)
なので固定ヵ所を多くしたい 。
1メートルに3ヵ所は付けたい。
市販の手摺では、体重を全部かけても
外れないような
荷重の設定をしている、が
高齢者が、全体重、をかけるなど
そもそも出来ない。
そこそこの強度で大丈夫だ。
注。コンクリート製の壁は、強固なれど
穴開け加工は困難、別の技術が必要。
イレクターのジョイントの
レイアウトの自由さと
低価格は魅力である
(市販の手摺は取り付けヵ所を
厳しく限定している、
石こうボードに直接取り付けることは
推奨していない)
石膏ボードで強度を出すには、数を
増やすことだ、ここでも廉価が利く。
今回の手すり取り付けには
ボードアンカー(WAKAI産業製)を使った
取付の,手順,は下記参照してね手順へ
手摺の製作取り付け
手摺に使うイレクターには
ジョイントおよび固定箇所を多くするので、
ジョイントとジョイントを
ニップルでも結合する。(短い!数が
多い!)
ニップルはパイプを切断して作る、
端面加工も必要なので、
作業時間を最も多くついやした。
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/3-1ニップル作りケガキ.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/3-2ニップル作り切断.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/3-3ニップル作り.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/3-4ニップルの完成.jpg)
手摺の製作取り付け
手摺としては弱点もある、イレクターの
ジョイントの材質は塩化ビニールのみ
なので強度は市販品の金属に劣る
対応策として固定ヵ所を多くした。
スパンおよそ90cm。
手摺と壁の強度バランスも考慮しての
配置でもある。
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/4-1イレクター接続.jpg)
手摺の製作取り付け、
使い勝手の配慮。
手摺製作するDIYでのこだわりは、
ジョイントの出っ張り(対パイプから)
をなだらかに削り、手の平への刺激を
減らした
面取り加工と言われるが、適当な工具が
市販されてなく工具まで製作しての
面取り加工となった
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/4-4イレクター面取り.jpg)
手摺の製作取り付け
もう1点は、ジョイントは勘合部
(差し込む部分)が
視覚的に長いので、短く切り詰めた
接合強度が当然減ってしまうので
強度を得るために 接着だけでなく
ブラインドリベットも使用した。
手摺としての見た目は落ちるが
安全には代えられない
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/4-2イレクター接続2.jpg)
![](http://coppa-g.info/wp-content/uploads/2020/09/4-3イレクター穴面取りとリベットカシメ.jpg)
手摺の製作取り付け
DIYなればこそ、手間の掛かる加工をし、
多い部品点数を使い、使い勝手の向上を図る
工事が出来る。
業者に依頼するには、レイアウトの構成
を検討して、なお、希望を
曲げなければならない事項も多くある。例として
短く折れ曲がった手摺などは、基本的に無い
手摺のDIY製作取り付けを紹介したが
一回の製作・取り付けで
完全な手摺にはならないと思う
引き続き、体調管理に配慮し、使い勝手など
様子を見ていくことにする。