乗り心地で選ばれる
トヨタコロナ 1992-1996

ある時期トヨタコロナ1,800cc4気筒4ストロークサイクル
エンジン、既にFF(フロントエンジン―前輪駆動)4段変速オートマチックトランスミッション を社用で使うことが多くあった。

トヨタの車の特徴と認識していた、乗り心地が柔らかく、道路の凸凹も余り気にならずに走れる。 秀逸は超低速、渋滞とか交差点右折左折時の安全運転の為のソロソロに動かしたい時の アクセルコントロール に絶妙にあわせた自動車運転ができる。
エンスト発生いきなり
けっこう快適に乗り回していたが、その車で客先へ向かって峠越えを、まさに、さしかかった所でいきなりエンジンがストップ? アクセルに反応しないので残っていた惰性で路肩に寄せて停車。(トルコン式クラッチなので変速レバー触らずとも少し走る)(※トルコン→トルクコンバータ=油を掻きまわして回転を伝える、多少燃費が落ちる)

幸い車の通行量も少なかったので事故には至らなかったが、その頃購読していた車誌の記事の中で、何ですと?と気になっていたエンジンの情報で 〈タイミングベルトが切れる!〉⦿ω⦿安全運転証明書⦿ω⦿
とあったのを思い出しセルモーターのキーは回さないでおいた。 無理に回すとエンジンバルブを壊してしまう。

タイミングベルトは4ストエンジンの特徴
タイミングベルトを形状・機能で表現する、コグドベルトと書いています。写真上はチエンカバー外観、給脂穴があるので、チエン式と分かる。
コグドベルトの基本形状は、自転車に使われているベルトで見ることが出来る。
他の方式 タイミングチエーン式、タイミングギヤ式(トラックのデイーゼルエンジン)
全く異なる方式 プッシュロッド式(管理人のマイカーだった、サニー1200。アメリカンでは、シボレー社のコルベット、バイクではハーレーダビッドソン。コルベットもカーレーもこだわっている。)
対応処理 冷静に
集落まで1kmほど歩いて戻り、たまたま修理工場を見つけたので状況を話して電話を貸していただき(¥1,000.-形態の無い時代)、車両運搬出来る業者を教えてもらい、デーラーまで運んでもらって自身は電車で会社まで戻った。 アポイントを取っていた客先には事情を話して日程変更していただいた。
トヨタの車は嫌いでは無かったが、今回のストップでつき合っていたデーラーの危機意識のなさに少々呆れた。3、4日前に点検をしてもらっており走行距離は9万kmをとうに超えてベルト寿命の10万kmまであと少しであった状況を全くこちらに伝えてくれなかったのである(ヽω〃)。
タイミングベルトの採用は ドイツ車が始めたと認識している。現在は姿を消しているのではないかな。
1971ホンダ ライフ360ccにも使われている。 今思い出しても峠のてっぺんで壊れなくてラッキーだったと思う。
懐かしの名車とかで、中古の車をかんがえている方はよく調べてから購入するかどうか決めてほしい、
ベルトの交換は、専用の測定器が必要で、備えて無いサービス会社もある。 【 W1180 P125 1=3.643 f=3.034 T185/64-14 】
引き合いに出されるクルマ・スカイライン(コンセプトは異なるが車種の少なかった時代の小型上級車種)の記事は。 こちら
雪道走行の無意味さと危険予知すべきをカリーナで経験した話は。 こちら