クルマで走る、が出来ないサニー1,500

排ガス規制にがんじがらめのエンジン搭載車 1985-1990
エンジンは、・SOHC 水冷式4気筒4ストロークサイクルエンジンで、 3段オートマチックトランスミッション仕様(手動式は5段有り)。

スタイルも 前後に長く 高さも抑えてトランクスペースも
ほどほどに有って 気に入っていた。
FF車ながらハンドルは軽く、運転も軽快というか気楽だった。ファブリック生地のシートでクッションも良く、足回りも比較的ソフトだった。

だがしかし、先代のサニーの車重800kg・85psに対して、今回のサニーは車重930kg・73psのスペックが現実となって、その悲哀を感じることになった。
ある時、高速道路でアルトワークス600ccに追い抜かされた、が、排ガス対策のため出力を抑え込まれたエンジンと3速トランスミッションの組合せ、車のスピードを上げるとエンジンが高回転になり連続走行する気持ちが萎える????向こうは大人3人こちとら1人なのに抜き返せなかった。

これほどクルマを萎縮させる排ガス規制の下でこの先クルマは成長していけるのか、快適な自動車運転味わえるのか、と心配したが、時が立った今になってみれば全くの杞憂だった、日本のクルマメーカーは凄いと改めて思う。                       【 W930  P73  1=2.823   f=3.478   T155-13 】

近距離の運転や、街中での走行にはパワー不足はなかったが、停車からのスタートや、のろのろ運転(大都会では日常的)でのアクセル⇒速度 のレスボンスは違和感をおぼえた。日産の割り切りか。